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戦前日本の工業生産の原動力は植民地並の低賃金労働にあった - yasugoro_2012's diary
手元にある仕事のお勉強用資料を眺めてると戦前の産業について興味深い数字があったので、エントリを書... 手元にある仕事のお勉強用資料を眺めてると戦前の産業について興味深い数字があったので、エントリを書いてみた。出典資料は都合上明らかにしないがネットで検索するとさらに詳しい数字は出てくるのだろう。ひとまずは問題提起として。 資料によると、1900年の日本の工業生産指数を1としてみると1937年時点での指数は、15.4であり37年間で実に10倍以上の成長を遂げている。これが米国だと3.45、英国は1.67であり他国と比して目覚ましい成長振りと言える。当時の日本の工業がなぜそれだけの成長が出来たのか。資料では次のように指摘している。 日本工業の労働賃金がアジアの植民地諸国と同等、またはそれ以下の法外に低い水準にあったからである 資料は続けて この低賃金が剰余価値率を高め、資本蓄積の異常な増大をもたらし、工業生産の急速な発展をもたらしたのである。 と指摘している。 資料では参考に1932年当時の労働
2014/06/03 リンク