あえて軽量DDDを採用した話

NE株でJavaを書いている谷口(@taniguhey)です。 弊社では、EC一元管理システムである「ネクストエンジン」以外にもいくつかサービスを展開しており、2024年1月にβ版をリリースした「encer mall」（エンサーモール）という仕入れと卸のマーケットプレイスがあります。 8月1日にこれらの2つのサービスを連携するアプリ「encer mall連携 for 卸会員」をリリースしましたので、この記事は「encer mall連携 for 卸会員」（以下、連携アプリ）の開発の裏側を語る記事になります。 大きな泥団子から抜け出すための軽量DDD 軽量DDDを持ち込むにあたって気をつけたこと について書いていきます。 あえて軽量DDDを採用した話 ここでいう軽量DDDとは、ドメイン駆動設計における"戦術的設計"と呼ばれる部分のことです。 ドメイン駆動設計は"戦略的設計"の部分も併せて行うこ

[mak_in]

具体的なところは分からないけど、思想には滅茶苦茶共感できる。そのまま採用するには、MVCは雑すぎてカオスになるし、DDDは重すぎてオーバーヘッドがでかい。

[takahashim]

軽量DDDというか結局ある種のレイヤードアーキテクチャを採用したってことですよね。DDD（Domain-Driven）とは関係ないにしても、それはそれでうまくフィットする状況はあるとは思います

[yarumato]

“軽量DDDとは、ドメイン駆動設計における"戦術的設計"（ソフトウェア内だけに焦点）と呼ばれる部分。現実の制約や課題とコードを結びつける思考を身につける、それを計算として分離できることが目的”

[yojik]

DDDは単なるパターン集だからつまみ食いをしていいし、そもそもDDDと名乗る必要が無い(けど戦略的に名乗った方がいいケースも多いんだろう)。

[dorapon2000]

“ただ、引っ張っていく人がいる上で、大きな泥団子から設計と呼べるものへのステップアップとして、軽量DDDの概念を持ち込むという捉え方であれば上手くいくケースになるかもしれません。”