【東日本大震災】「崇高な使命感に敬意と感謝」 宮城県で警察葬 - MSN産経ニュース

東日本大震災で公務中に犠牲になった宮城県警の警察官１４人の「警察葬」が２０日、仙台市内で行われ、遺族や警察署の同僚ら約１２００人の参列者が感謝と哀悼の意をささげた。 １４人は３月１１日の震災直後、沿岸部のパトロールなどに向かい、避難の呼びかけや住民の誘導をしていて大津波に巻き込まれた。 竹内直人本部長は時折言葉を詰まらせつつ１４人の功績を紹介。「一人でも多くの命を救いたいという警察官の崇高な使命感から、最後まで職責を全うしようと尽力した。深甚なる敬意と感謝の意をささげる」と追悼の辞を述べた。 １４人には警察庁の安藤隆春長官から、最高位の表彰となる「警察勲功章」などが贈られた。安藤長官は、「全国の警察職員はあなた方の遺志を受け継ぎ、今後とも全力で活動していくことを誓う」と弔辞を述べた。 ◇ 殉職した警察管 【仙台南署】渡辺武彦警部（５８） 【岩沼署】早坂秀文警視（５５）▽瀬谷志津江警