ミャンマーでコメ輸出が急増 - MSN産経ニュース

【シンガポール＝宮野弘之】昨年のサイクロンで米作地帯が大きな被害を受けたミャンマーが、ここに来てコメの輸出を急激に増やしている。すでに１月以降の輸出量は４０万トンを超え、今後、数カ月で７０～８０万トンが輸出される見込みだという。同国はサイクロン被害から完全には復旧しておらず、国際社会からの援助が必要とされる中で、ミャンマー軍政は外貨獲得につながるコメの輸出に力を入れているようだ。 ロイター通信によると、ミャンマー産のコメの価格は現在、１トン当たり２７０～２８０米ドル。同程度のベトナム産が３４８～３５３米ドルなのでトン当たり７０米ドル近く安い計算だ。ミャンマー産のコメの質はタイやベトナム産より落ちるが、値段が格安であることから食糧不足に悩むアフリカ諸国を中心にバングラデシュ、スリランカなどから引き合いがあるという。 昨年５月のサイクロンによる被害で、ミャンマー軍政はコメの輸出を一時禁止した。

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昔ソヴィエトでも似たような事をやってたのを思い出す。独裁政権は同じ事をやってしまうのかも知れない。