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【正論】早稲田大学大学院教授・川本裕子 国の経営感覚もたない鳩山政権 - MSN産経ニュース
国会で予算案など重要な経済政策の議論が開始された。景気は回復の道のりをたどっているが、今後本格的... 国会で予算案など重要な経済政策の議論が開始された。景気は回復の道のりをたどっているが、今後本格的成長への回帰を展望する局面となる。しかし、政治資金をめぐる問題で早くも見通しが不透明化している。政治的動向は今年も日本経済にとって大きなリスク要因だ。 ≪国民の安心感は道半ば≫ 昨年の総選挙で民主党を支持したさまざまな人々の中での期待の共通項は、政官関係を含む旧態依然たる「しがらみ」を脱却し新しい日本を創っていくことだったと思う。方法論としては公共事業など国家予算の無駄を削減し、少子化問題や若者雇用など「人」の問題に政策重点をシフトし、閉塞(へいそく)感を取り払い、国の未来を語れるようにする点に期待が集まった。 政権交代以降4カ月余り、事業仕分けや年末の予算編成などさまざまなことがあったが、国民に安心感が芽生えたとはとてもいえない。国民の多数が民主党に票を投じたが、総選挙では議席数を増やせなかっ
2010/02/01 リンク