ＬＴＥ競争本格化、ＫＤＤＩとソフトバンク 同時期開始＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

高速データ通信規格「ＬＴＥ」に対応した米アップルの新型スマートフォン（高機能携帯電話）「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）５」の発売と同時に、国内通信各社のＬＴＥサービス競争が本格化する。 アイフォーンを２１日に国内販売するソフトバンクモバイルとＫＤＤＩはほぼ同時期にサービスを開始する予定。先行するＮＴＴドコモは値下げと通信速度で後発組を牽制（けんせい）する。ＬＴＥサービスは動画や音楽など膨大なデータをスマホでやり取りするには欠かせない。サービスの優劣によって、国内携帯電話市場の勢力図に大きな影響を与えそうだ。 ＫＤＤＩはＬＴＥ向け定額制データ通信料の通常料金を「（ドコモやソフトバンクと同じ）５９８５円に設定する」（田中孝司社長）予定だ。ただ、米サンフランシスコで１２日開催したアイフォーンの発表会に出席した田中社長は、「キャンペーン価格として値下げして提供する」と述べ、早くも価格競争も辞さない姿