シンガポールでトマト試験栽培 銀座農園、アジア市場開拓へ - MSN産経ニュース

農業商社の銀座農園（東京都中央区）は、シンガポール向けの農産物輸出事業を８月に始めるとともに、今年度中に同国で日本のバイオベンチャーの栽培技術を生かした高糖度トマトの試験栽培に乗り出し、アジア市場の開拓を加速する。 「農業などの１次産業から元気にしなければ地方都市は活性化できない」 地域活性化事業の起業経験を持つ、同社の飯村一樹代表取締役はそんな思いから平成１９年に銀座農園を設立。主に地域の農産物や加工品を仕入れて首都圏で販売する事業に奔走し、年商約４億円の農業ベンチャーに育て上げた。次の挑戦の舞台をアジアに定め、５月にシンガポールの北西地区にあるクランジで１２００平方メートルの農地を借りた。トマトを中心に農産物を生産し、現地販売する計画だ。 この計画で活用するのが、早稲田大学発ベンチャーのメビオール（神奈川県平塚市）が開発した「アイメック植物栽培システム」。保水性が高い材料「高分子ゲル」

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