【自作再訪】楳図かずおさん「漂流教室」 恐怖を感じ取る大切さ＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース

おなじみの“グワシ！”のポーズを決めながら、「『漂流教室』には世代を超えた読者がいて、とてもうれしいですよ」と語る楳図かずおさん（小野淳一撮影） 最初に砂漠のように荒れ果てた未来が頭に浮かび… 人間の本質に迫る恐怖漫画の数々を世に送り出してきた楳図かずおさん（７６）。その代表作『漂流教室』（昭和４７～４９年）は、荒廃した未来世界に学校ごとタイムスリップした小学生たちが、飢えや病気など、次々に迫る困難に立ち向かっていく物語。手に汗握る展開の中で人と科学の関係性も問い、連載から４０年を経ても古びない物語に込められた思いを語ってもらった。（聞き手 山田泰弘） ◇ 子供たちを中心にした話が自分に一番合っていると思い、ホラーや時代物、いくつもの漫画で少年少女を描いてきましたが、ひとつの集大成的な作品が『漂流教室』なんです。出てくるのは小学生から３歳児まで、子供ば

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