【宇宙からのメッセージ】小松左京と秘書のおかしな物語（６） 豊富な人脈 誇るとき＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース

映画制作会社を創立 １９８１（昭和５６）年の８月になると、小松さんは映画「さよならジュピター」を制作するための会社「イオ」をつくった。経済誌「アトム」時代の友人、佐々木黎二さんが弁護士として東京の紀尾井町に事務所をかまえていたので、法的手続きは彼に任せ、私には、いついつに創立総会をするからホテルニューオータニに部屋を取っておくようにとだけ指示をした。 その日集まったのは、ソニー創業者の一人、井深大（いぶか・まさる）さん、東宝社長の松岡功さん、東宝映画社長の田中友幸さん、電通副社長の梅垣哲郎さん、それに京都大学時代の友人で会社経営者の２人。 会社の創立総会というものにはじめて立ち会ったが、えらく形式的で、台本通りにきっちりと決まった人が、決まったことを発言して進行していく。小松さんも無駄口をたたくことなく議長役をつとめ「満場一致をもって承認されました」と締めくくり、「以上をもって閉会といたし

[hadukino]

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