【北ミサイル】ノドン５年ぶりの発射 半島またぐ弾道 精度に自信？ - MSN産経ニュース

北朝鮮による中距離弾道ミサイル「ノドン」の発射は平成２１年７月以来、約５年ぶりで、朝鮮半島を横切って日本海に着弾するという珍しい弾道だった。失敗すれば自国民の生命・財産を脅かす危険性もあっただけに、日本政府は「北朝鮮はこのクラスのミサイルの命中精度に自信を持っている」（防衛省幹部）などと警戒感を示している。 ノドンは１８年７月や２１年７月にスカッドミサイルとともに発射されたことが確認されているが、発射地点はいずれも北朝鮮東部の旗対嶺（キテリョン）地区。朝鮮半島をまたがずに日本海に向けて撃たれていた。 ノドンは北朝鮮が１９９０年代から保有。平成５年５月の日本海への発射実験を経て実戦配備された。短距離弾道ミサイル「スカッドＣ」（射程約５００キロ）のフレームやエンジンを大型化して生産。韓国のほか日本のほぼ全域を射程に収める。移動式発射台で運用されており発射位置を事前に捕捉するのは困難で、日本には