千葉モノレール、資金不足の見通し - MSN産経ニュース

第三セクターの千葉都市モノレール（稲毛区）は、平成２３年度から２５年度の「中期経営計画」を策定し、今後３年間で約２６億円の資金不足となる見通しを示した。 自動列車制御装置（ＡＴＣ）などの老朽化に伴い、多額の設備投資が必要になることが主な理由だが、これについて千葉市の熊谷俊人市長は１４日の定例会見で、「さらに長期的な資金計画の詳細版を見て協議をし、経営改善策を実施をした上でも苦しいとなれば、支援も考えなければならない」と述べ、今すぐの追加融資を行う考えはないことを明らかにした。 同社では民間から社長を登用し、経営の立て直しを進めている。熊谷市長は「モノレールについては、議会にも行政とともに考えてもらいたい」と述べ、有意義な提案が行われることを求めた。