【田中、大リーグ挑戦】ヤンキース、先発陣の整備急務…名門軍団再建に期待 - MSN産経ニュース

日米がその動向に注目する中、田中が下した決断は、メジャー屈指の名門・ヤンキースだった。過去にポスティングシステムを申請した日本人選手の中では史上最高額となる７年１億５５００万ドルの大型契約。単年ベースで２０億円超の年俸はメジャーの投手の中でも屈指の契約額で、ヤンキースの期待の高さがそのまま契約額に示された格好となった。 今オフ、大リーグのフリーエージェント（ＦＡ）市場では目立った選手が少ない中、ヤンキースが是が非でも手に入れたい選手の１人が田中だった。先発投手陣で計算できる投手は、昨季１１勝を挙げた黒田、左腕のサバシアの２人だけ。２００９年以来のワールドシリーズ制覇に向けて先発陣の整備は喫緊の課題であり、ヤンキースも田中を早い段階からマークしていた。 昨年はプロ野球で前人未到の開幕２４連勝を達成した田中だが、大リーグでは当然ながら試練が待ち受ける。滑りやすい大リーグ公式球、中４日での先発ロ