【東日本大震災】中国政協委員、震災に関心 閉幕式で新聞見入る - MSN産経ニュース

中国の全国人民代表大会（全人代＝国会）と並行して開かれていた政策助言機関、人民政治協商会議（政協）第１１期全国委員会第４回会議の閉幕式が１３日、北京の人民大会堂であり、議場では委員らが東日本大震災を１面トップで報じる新聞に食い入るように見入っていた。 震災は中国でも関心が高く、中国紙は「世紀の災難」などの見出しで被災地の写真を１面のほぼ全体を使って掲載するなど連日、大きく報道している。 閉幕式では国民経済の新中期計画「第１２次５カ年計画」を支持する政治決議を採択。決議は「中国の社会主義の道はどんな時も揺るがない」と強調、「国際社会にわが国の政治制度への理解を広げる」ことを訴え、チュニジアの「ジャスミン革命」などを受け民主化を迫る国際世論が高まることに警戒感を示した。（共同）