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米国で人種間経済格差が過去最大に 不況が黒人ら直撃 - MSN産経ニュース
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米国で人種間経済格差が過去最大に 不況が黒人ら直撃 - MSN産経ニュース
世界的な金融危機を経て、米国内で人種間の経済格差が過去最大となったことが26日、米調査機関ピュー... 世界的な金融危機を経て、米国内で人種間の経済格差が過去最大となったことが26日、米調査機関ピュー・リサーチ・センターの分析で明らかになった。長引く不況が人種的少数派を直撃している実情があらためて浮き彫りになった。 2009年の政府調査を基に、世帯当たりの資産から債務を差し引いた純資産の中央値を人種ごとに分析。白人の11万3149ドル(約880万円)に対し、ヒスパニックは6325ドル、黒人は5677ドルで、白人はヒスパニックの18倍、黒人の20倍に当たる。人種別統計が公表された1984年以降、最大となった。 同センターは、白人に比べ少数派は住宅資産に依拠する傾向が強いため、住宅バブル崩壊の直撃を受けたと指摘。金融危機前の05年から09年にかけ、白人世帯の純資産減少幅は16%だが、黒人は53%、ヒスパニックは66%に上った。(共同)