エジプトのデモ暴徒化 「アラブの春」のジレンマ＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

クリックして拡大する９日、エジプト・カイロ市内のイスラエル大使館が入る建物のコンクリート製防護壁を破壊しようとするデモ隊（ロイター） エジプトの首都カイロでイスラエル大使館がデモ隊の襲撃を受け大使らが出国を余儀なくされた事件は、アラブの根底にある反イスラエル感情が噴出したものだ。民衆がデモで独裁的な政権を打倒し、国政に民意をより強く反映すべきだと自信を深めた、いわゆる「アラブの春」のひとつの帰結としてもとらえられる。 １９７９年にアラブ諸国で初めてイスラエルと平和条約を結んだエジプトは、３０年に及んだムバラク前政権時代を通じ、外交的にはイスラエルと良好な関係を保ってきた。それはしかし、軍事的には太刀打ちできない同国との対立を避け、後ろ盾である米国から多額の援助を引き出すという打算の産物だった。 エジプトはイスラエルと４回戦火を交えたこともあり、反イスラエル感情は根強い。しかし、徹底した治安

[maturi]

イスラエル負けそう？？

[Uzi_FZ]

出国した駐エジプト大使は復帰、両国は関係悪化を避けるようですね。集会やデモで意見を通そうという状態がずっと続いてきましたが、ついに暴発。選挙までこういう暴発をいかに抑えるかが重要ですね。

[kinbricksnow]

仮に今後、激しいデモ弾圧で国際的非難を浴びるシリアでもアサド政権が倒れる事態となれば、やはり国民の反イスラエル感情が噴出する懸念は強い。