【外信コラム】北京春秋 値引きの強要 - MSN産経ニュース

なじみの飲食店の中国人店長が、チンピラ風の男たちに囲まれていた。屋外のテーブル席での出来事で、周りの酔客も、道行く人も、何事かと事態を見守っていた。その集団がにらみを利かせながら立ち去った後、事情を聴いてあきれた。その店がある小路を、オートバイが幾度か爆音を上げて通り過ぎた。食事の妨げになったから飲食代を値引きしろ－と強要していたのだという。もちろん、オートバイと店とは無関係だ。 集団の“ボス”なのだろう。１人、椅子に座ったままの役人風の中高年男性がいた。どうやら近くにある北京市政府関連施設の関係者らしい。そしてオートバイを乗り回していたのは、某国の大使館とつながっている男性だという。それを知っていたため、直接文句は言わず、店に難癖をつけさせた、というのが事情通の見立てだ。 ちなみに集団の飲食代は約７４０元（約１万２５００円）。それを６００元（約１万円）に値切っていたという。それで、習近平

[bogus-simotukare]

上にはごまをすり、自分より立場の弱い者に威張り散らすやからはどこにでもいるものだ。そんな振る舞いがひんしゅくをかっていることに、気付いていないのは本人たちだけだ。／産経のこと？