インドネシアでテロ対策部隊が外国人４人拘束 中国のウイグル族か - MSN産経ニュース

【シンガポール＝吉村英輝】インドネシアの英字紙ジャカルタ・ポスト（電子版）は１６日までに、中部スラウェシ島で対テロ特殊部隊が拘束した外国人４人が、中国新疆ウイグル自治区からの過激派の可能性があると報じた。当局は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」を支持するインドネシア国内の過激派との合流が入国目的とみて捜査している。 ４人は南スラウェシ州マカッサルの空港から、インドネシア人の過激派ら３人と同州ポソ方向にミニバスで移動中、警察の検問を突破、特殊部隊に取り押さえられた。ポソには、警官襲撃事件などを主導したテロ組織でイスラム国を支持する「東インドネシアのムジャヒディン（ＭＩＴ）」の軍事拠点があるとされる。 米紙ウォールストリート・ジャーナル（電子版）によると、４人は偽造トルコ旅券で、カンボジア、タイ、マレーシアを経由しインドネシアに入国、ウイグル語しか話さないという。