はじめてのにき(2020-06-30)

_ UNIX 哲学 の、直交性のあるツールをたくさん作って、組み合わせて使いましょうてやつ、その哲学そのものは僕も好きだし、学ぶことの多い教えだとは思っている。なんだけど、自分の仕事に適用しようとしない方が良いと思ってるんだよな。というか、仕事で UNIX 哲学的にバラバラなツール群としてデザインされたものを見ると、げんなりするレベルなので、嫌いといっていいレベルかもしれない なんでかっていうと、それが真に UNIX の10%程度にでもうまくいっているという例をほとんど見たことがないから、という気もする。 djb が例外くらいの気持ち バラバラのツールでまとまった機能を実現させるのであれば、そのバラバラのツールが何を、どういうふうにやりとりするか、というのを統一しないといけない。 UNIX であれば行指向のテキストファイルをパイプでやりとりする、みたいな また、どうすれば使いかたがわかるか

[kkobayashi]

自分もむしろこっち側かなぁ。バラバラの小さいツールを組み合わせて、って一見かっこ良いけど仕様がバラバラで混乱するしバージョンの整合性を取るのも面倒くさいしデメリットも多い。uniq -cの話はめっちゃ分かる

[ryuichi1208]

uniq -cの件は言われてみるとなるほどなぁという気持ち。

[strawberryhunter]

これは奥が深い症候群という名前が付けられている現象。

[letsspeak]

仕事のAPIだとコード読めばすぐわかるしってのもありそう

[tick2tack]

“直交性のあるツールをたくさん作って、組み合わせて使いましょう”というUNIX哲学みたいなのも結局その特性が有用な場面もあればそうでない場面もある、てことかな

[natsutan]

いろんなツールやオプションを組み合わせて処理するのがカッコイイという気持ちがあって、カッコイイって気持ちが無くなると面倒になると思う。

[Cald]

マクロな世界とミクロな事業所の差かな。

[kazuhooku]

わかる。モジュール間の接合に、引数と一方向の非構造化データしか使えない状況にあわせてインターフェイスを分割して、利益がコストをうわまわるのは限定的状況だと思う

[castaneai]

unix哲学は好きだけど、実際に仕事で使うとしたらばらばらの小さいツールになってたら困ることも多い、って話

[gfx]

“仕事で UNIX 哲学的にバラバラなツール群としてデザインされたものを見ると、げんなりする”