スポーツナビ | サッカー｜日本代表｜なでしこジャパン、１２番以降の選手が鍵を握る（１／２）

ロンドン五輪での金メダル獲得を目指す、サッカー女子日本代表“なでしこジャパン”が、今季初の国際大会「アルガルベカップ」に出場する。メンバーは２１名。うち２０１１年の女子ワールドカップ（Ｗ杯）に出場した選手は１６名。常盤木学園からＩＮＡＣ神戸入りが決まった１８歳の京川舞は、ただ一人代表初選出のメンバーとなった。 あらためて顔ぶれを見渡してみると、このたび鮫島彩の背番号が５に変更されたことで、Ｗ杯決勝のスタメンが１〜１１番まできれいにそろった（海堀あゆみはロンドン五輪予選で２１番から１番に変更）。佐々木則夫監督がチーム内の選手の格付けを行う意図があったかどうかは不明だが、実際のところ、現時点では１１番までが文字通りのレギュラーで、１１番までと１２番以降（１７番をマイナンバーとする永里優季を除く）の序列が、この大会ではっきりと可視化されたと言っていいだろう。 こう書くと「レギュラー勢が慢心す