スポーツナビ | サッカー｜Jリーグ｜香川と乾、Ｃ大阪で融合した新たな光（１／２）

Ｃ大阪のＪ１昇格に大きく貢献した香川。今季はＪ２得点王にも輝く活躍を見せた【Photo:中西祐介/アフロスポーツ】 セレッソ大阪が４年ぶりのＪ１昇格を決めた。前身のヤンマー時代から、サッカー界の名門として君臨し続けてきたが、２００１年にＪ２に降格。１年でＪ１に返り咲くも、０６年に再び降格し、そこからはなかなか浮上することができなかった。 しかし、今年は違った。Ｃ大阪をＪ１昇格に導いたもの――それはＪ２でしかプレーしたことがない１人の特出した選手と、昨年途中からチームに加入した選手、２人の同学年選手の存在であった。 香川真司と乾貴士。言わずと知れたＣ大阪の若き２枚看板だ。香川は高校卒業を待たずして、ＦＣみやぎバルセロナユースからチームに加入し、大きな話題を呼んだ。しかし、入団１年目はＪ１での出場機会に恵まれず、そのままチームはＪ２に降格。彼が頭角を現してきたのは、それ以降のことになる。