SYNODOS JOURNAL : 「ロスト近代」の到来 橋本努

2011/1/57:0 「ロスト近代」の到来 橋本努 時代のモードは「ポストモダン」から「ロスト近代（ロストモダン）」へと移りつつあるのではないか。「ロスト近代」の到来。私たちの意識は、追いつけるだろうか。ノーベル経済学者として知られるポール・クルーグマン教授は、去る12月31日付けの『ニューヨーク・タイムズ』の「論説」で、莫大な赤字を省みないアメリカの財政政策が、「偽善（ヒポクラシー）」に満ちていると告発した。現在のオバマ政権(2009-)のみならず、政府介入を批判してしかるべきはずの、共和党の前ブッシュ政権(2001-2008)からして、そうだった、というのである。 他人事ではないだろう。日本の財政赤字は、現在、1123兆円をこえる。日本人ひとり当たりの額になおすと、881万円弱の借金となる。来年度（2011年度）の日本の国家予算は、92兆4116億円。おそらくその半分は、国債の発行で

[AMEnoHII229]

喪失の時代。

[junya-1119]

戦直後を「近代」と名付け、その近代から労働力や経済力等々が喪失（ロスト）していく時代（＝現代）のモードを「ロスト近代」と本記事は名付けている。起死回生の鍵を「環境」に置いた部分には共感を覚えた。

[ueshin]

うまいね、ロスト近代。

[mako_to]

近代後よりも近代化

[SasakiTakahiro]

いったい「ロスト近代」の資本主義は、どんな駆動因によって動くのだろうか