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教員の社会人経験の国際比較
教員は視野が狭い,社会を知らないといわれます。22歳まで「学校」で学び,その後もずっと「学校」で勤... 教員は視野が狭い,社会を知らないといわれます。22歳まで「学校」で学び,その後もずっと「学校」で勤務するわけですから,確かにそうかもしれません。 このことにかんがみ,最近は教員採用試験でも社会人の特別枠を設けたり,研修でも民間企業等に教員を派遣する社会体験研修が取り入れられています。 それはさておき,わが国の教員のうち,社会人経験もある者はどれほどいるのか,国際的にみて多いのか少ないのか。今回は,こういう基本的な部分を明らかにしてみようと思います。 OECDの国際教員調査(TALIS 2013)では,対象の中学校教員に対し,教育職以外の職で働いた経験を尋ねています。働いた年数を記入してもらう形式です。同調査のローデータには,記載されたままの数値が入力されていますが,私はこれを6つの階級にまとめ,その分布をとってみました。校長は除く,一般教員のデータであることを申し添えます。 http://
2014/07/01 リンク