地域づくりに役立つ図書館像のテーゼ 政策対象との「関係性をつくる」ということについて

図書館問題研究会（ともんけん）がお送りするイベント情報や緊急ニュース、そして会員のリレーエッセイ。 大地震によって被災されたみなさんに心からお見舞い申し上げます。 図書館問題研究会一同 「地域の情報拠点としての図書館」という表現は、自治体政策の中でいまひとつその存在意義を主張できないでいた公共図書館にとって、ある種のマジックワードとしての効用があるように思います。 個人や地域社会、あるいは自治体にとって、厳しさを増す現代社会から喧伝される「自己判断」や「自己責任」という壁を克服する手段として、公共図書館の情報提供能力が有効であるという主張は、それなりに説得力があります。 しかし、実際にそうした情報を、どの程度どのような方たちに向けて発信すれば、有効な便益をもたらすことができるのかは、それほど簡単な仕事ではありません。 たとえば、「自立した住民による主体的、自主的なまちづくりを」という言説は

[shomotsubugyo]

わちき大昔から図問研を生暖かく見守ってきたから言うけど、じーさんたちがJLA本体などへ出てっちゃったおかげで結果として図問研は世代交代が進んでいると見るよ。アナーキーさの良い面が「よい意見」に？とかとか

[maruyama_takahiro]

ひさかたぶりに「よい意見」を拝読。館界の上の方にも響くと良いのだけれど。

[wackunnpapa]

“どこにいるか分からない「規範的な」市民像をもとに、住民参加や協働論を説いても意味がない”これって，筆者には申し訳ないけど図問研や日図協がやってきたことですよねえ(sigh)．