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山下祐介『東北発の震災論 : 周辺から広域システムを考える』 - 読書日記
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山下祐介『東北発の震災論 : 周辺から広域システムを考える』 - 読書日記
山下祐介『東北発の震災論 : 周辺から広域システムを考える』筑摩書房, 2013(ちくま新書)を読了。 東... 山下祐介『東北発の震災論 : 周辺から広域システムを考える』筑摩書房, 2013(ちくま新書)を読了。 東日本大震災発災後、約1年半後の時点で書かれたもの。積ん読になっていたのを何となく掘り起こした。 中心(東京)—周辺(地方)と、個人で全体を把握することが不可能ほど拡大・複雑化した「広域システム」、という二つの概念モデルを用いて、東北(各地)と(様々なレベルの)「中央」の関係を分析する部分は、正直、かなり議論が荒っぽい。近世から近代にかけての歴史的分析、地方における世代論も単純化しすぎではないか、という気がする。が、被災地の状況分析の部分は色々示唆的。 特に、東京電力福島第一原子力発電所事故によって、避難対象地域の住民を支えていた様々なシステムが破壊され、同時に住民それぞれの選択と、復興を急ぐ様々な主体の活動が、様々なレベルの分断をもたらしているという分析は、おそらく現在も有効性を持つの