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井庭崇のConcept Walk | 創造性(クリエイティビティ)の新しい捉え方
僕の創造システム理論では、「創造」は「発見」(小さな発見、気づき)の連鎖だと捉える。 つまり、ある... 僕の創造システム理論では、「創造」は「発見」(小さな発見、気づき)の連鎖だと捉える。 つまり、ある活動やプロセスが「創造的」(creative)であるというのは、「発見」が次々と生まれているかどうか、だと考えるのである。「発見」が途絶えてしまい、もう生み出されなくなってしまった活動・プロセスはもはや創造的と言うことはできない。 このとき、得られた発見の内容や、生み出した成果が、社会的に見て、新規性があったり、価値があるものか、ということは、ひとまず問わない。それは、創造の観点ではなく、社会的な観点だからである。 なぜそのように考えべきだと考えたかというのを、二つの話でしたいと思う。 ひとつめは、子どもが登場人物である。「積み木」で遊んでいた子が、しばらくしてその積み木でドラムのように音を出したとする。それに合わせて、誰かが歌を歌ったとしよう。この子たちは、創造的だろうか? 僕はその子たちは
2013/02/18 リンク