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CGER ココが知りたい温暖化 「水蒸気の温室効果」
大気中の水蒸気が温室効果ガスとしては最大の寄与があると聞きました。少しくらい二酸化炭素が増えたと... 大気中の水蒸気が温室効果ガスとしては最大の寄与があると聞きました。少しくらい二酸化炭素が増えたところで、水蒸気の量に比べれば小さなもので、温暖化が進行するとは思えないのですが、間違っていますか。 水蒸気は温室効果ガスとしてたしかに最大の寄与を持ちますが、二酸化炭素も重要な役割を果たしています。現在の大気の温室効果は約6割が水蒸気、約3割が二酸化炭素によるものです。このため大気中の二酸化炭素濃度が増加することによって、温暖化が進行すると考えられます。実際にはこの気温上昇に伴い、自然のしくみによって大気中の水蒸気が増えることにより、さらに温暖化が進むことが予想されます。 二酸化炭素の増加は温暖化を進行させる 図1 地表(黒)および大気上端(赤線)における赤外線スペクトル(単位波長・面積・時間あたりのエネルギー流出量)。黒線と赤線の差が大気による赤外線の吸収、すなわち温室効果の強度を表す。図中
2010/03/06 リンク