ジン、テレビ、社会的余剰

Clay Shirky / 青木靖 訳 2008年4月26日 (これは2008年4月23日にWeb 2.0 Conferenceで行った講演の内容に若干の編集を加えたものである。) 私が大学生だったはるか前世紀の昔に何かで読んだことを最近思い出した。イギリスの歴史家が言うには、産業革命の初期における重要なテクノロジーはジンだったと いうのだ。 田舎の生活から都市生活への移行があまりに急で苦痛なものだったため、社会にできることといえば一世代に渡り酔っぱらって朦朧としていることくらいだった。当時の話にはびっくりするようなものがある。ロンドンの通りで は手押し車にジンを載せて売り歩いていたという。 今日のような産業革命に対応した組織構造を持つに至ったのは、社会が集団的飲んだくれ状態から目覚めた後のことだ。公共の図書館や美術館、子供たちに広範に行われる教育、選挙で選ばれた代表、そういったことの多く

[shiumachi]

"メディアというのは実際にはトライアスロンなのだ。別々な3つの競技がある。人々は消費するのが好きだが、作るのも好きだし、発信するのも好きだ"

[automatic214]

誰か一人で取り組んでいる人が、ごく安価なツールを使って、十分な思考の余剰、十分な参加欲求、十分な集合的市民の善意を取り出し、5年前であっても想像できなかったようなリソースを作り出せる希望があるというこ

[ushiwatat]

|ティム・オライリーが参加のアーキテクチャと呼ぶところのものへと引き込んだWikipediaプロジェクトの全体が、どれほど小さなものなのか理解していない|

[ohsuga]

「マウスを探してるの」

[katsu8]

経済学の余剰とは違う意味。

[triggerhappysundaymorning]

そう考えると「皆が同じ物を見て同じ事を考えている」って民主主義の幻想を支えてきたのはTVなのかもなあって思っちゃう.目から鱗が落ちる素晴らしい視点.

[yojik]

> 「これは4歳児の知っていることなのだ。マウスなしで出荷される画面というのは壊れている」

[QtGqCwfDSA]

楽観的にすぎやしませんかね。「小人閑居して不善を為す」っていうのもあるじゃん。

[ku0522]

quoted: 思考の余剰の大きさについてもう少し考えてみよう。それはあまりにも大きいため、ほんの小さな変化でも大きな結果を生み出しうる。たとえば99%は変わらず、みんな今までと99%までは同じようにテレビを見るが、1%

[oooooooo]

「思考の余剰」を昔はジンで、今はテレビで消費 / 思考の余剰を建設的に使えたとしたら / TV 2000億時間、Wikipedia 1億時間 ( TV を観ながら Wikipedia を書くとか :-) / 現代の 4 歳児、TV の裏に俳優ではなくマウスを探す

[isrc]

20世紀のメディアは一種類の競技だった。消費だ。しかしメディアというのは実際には別々な3つの競技がある。人々は消費するのが好きだが、作るのも好きだし、発信するのも好きだ。

[puteeui]

メディア　受身　インタラクティブ 思考の余剰

[saz_go]

「それで私たちはその余暇の時間で何をしたのだろうか? ほとんどはテレビを見るのに費やされた。」

[youpy]

思考の余剰