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脳内の女性ホルモン、雄の攻撃性を左右 ウズラで実験:朝日新聞デジタル
雄の攻撃性は、脳内の女性ホルモンの量が左右している。こんな実験結果を早稲田大のチームが発表した。... 雄の攻撃性は、脳内の女性ホルモンの量が左右している。こんな実験結果を早稲田大のチームが発表した。ウズラで実験したところ、女性ホルモンをわずかに増やすと攻撃的になり、大量に増やすとおとなしくなった。攻撃性は男性ホルモンでなく、脳で作られる女性ホルモンが原因とする今の学説を裏付ける成果で、人でも同じ仕組みが働いている可能性がある。 16日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズに論文が掲載された。チームは、高い攻撃性で知られる雄ウズラ2匹をかごに入れ、一方の脳に女性ホルモンを注入した。10億分の1グラムと少量では攻撃回数が通常の2倍以上になったが、量を10倍に増やすとほとんど攻撃しなくなった。 雄にもわずかに女性ホルモンがあり、男性ホルモンの一部が脳内の酵素により変化して生じる。攻撃に関わる神経細胞に働くことは知られていたが、今回は量が攻撃性を左右することを示した。チームは、人でも見つかって
2014/01/20 リンク