元同級生は不法残留状態、旅券目当てか 遺体遺棄事件：朝日新聞デジタル

大阪市西成区の准看護師、岡田里香さん（２９）の遺体が遺棄された事件で、出頭した元同級生の日系ブラジル人の女（２９）が不法残留の状態だったことが捜査関係者への取材でわかった。大阪府警は、上海に転居した中国籍の元留学生の元に渡航するため、岡田さん名義のパスポート（旅券）を不正取得しようとしたことが事件の背景にあるとの見方を強めている。 捜査関係者などによると、元同級生は法務省が認める「永住者」ではなく、在留資格を喪失した不法残留の状態だった。少なくとも１年以上前からとみられ、法務省によると、資格喪失が判明した場合は強制送還されることもある。 元同級生は元留学生の女性と大阪市内のアルバイト先で知り合い、同居を始めた。２０１１年ごろ、元留学生が大学院への進学で東京に転居すると元同級生も上京し、東京都八王子市内のマンションで同居した。 ところが、元留学生は昨年秋に大学院を卒業。フェイスブックに「来年

[kentanakamori]

“上海に転居した中国籍の元留学生の元に渡航するため、岡田さん名義のパスポート（旅券）を不正取得しようとしたことが事件の背景にあるとの見方”