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「イスラム国」への武器禁輸を勧告 国連調査委が報告書:朝日新聞デジタル
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「イスラム国」への武器禁輸を勧告 国連調査委が報告書:朝日新聞デジタル
シリアの人権状況を調べる国連の調査委員会は27日、最新の報告書を発表し、アサド政権やイスラム教ス... シリアの人権状況を調べる国連の調査委員会は27日、最新の報告書を発表し、アサド政権やイスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」、多くの反政府武装勢力が、子どもを兵士や偵察役などとして利用していることに懸念を表明した。他にも殺人や拷問、誘拐といった人権侵害や戦争犯罪が繰り返される悲惨な状況を示した。 報告書は今年1月から7月まで、関係者に480回行ったインタビューなどを基にまとめた。 アサド政権による拷問の例として、武装勢力メンバーのいとこと話をした12歳の少年が、拘束されて電気ショックなどの拷問を受けて死亡したケースなどを挙げた。反政府勢力も、政権側に協力したとして男性を誘拐して射殺。「イスラム国」は18歳未満の子どもを打ち首などで処刑したという。 報告書は、シリアとイラク両国で勢力を広げる「イスラム国」について、イラクで資金や武器を手に入れたことで「シリアの力の均衡に深刻な悪影響を与え