避難勧告、８割が「空振りでも発令を」 広島被災地調査：朝日新聞デジタル

７４人が亡くなった広島の土砂災害で、被災地の住民約１千人を対象に広島市が実施したアンケート結果（速報値）が１１日、発表された。自治体が出す避難勧告・指示について、８１％の人が「空振りに終わってもよいから積極的に出すべきだ」と回答した。 アンケートは被害の大きかった広島市安佐北区と安佐南区の八木学区など１０学区が対象。９月２２日から今月３日まで１０３４人に用紙を配布し、８日時点で、地元消防団に所属する住民らも含む７０９人から回答を得た。１１日に開かれた市の検証部会で公表された。 避難勧告や指示について「できるだけ慎重に」と回答したのは１９％だった。避難開始のタイミングは、６１％の人が「住民が最終的に判断すべきだ」と答え、「行政が判断すべきだ」としたのは３９％だった。 避難した１７８人に、避難を始… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定

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