富山）北陸新幹線の安全走行支える保守車両、報道公開：朝日新聞デジタル

ＪＲ西日本は１１日、北陸新幹線の安全走行を支える除雪作業車など保守車両を富山市内の富山保守基地で報道陣に公開した。開業まで、富山新幹線保線区の作業員１７人が訓練を続ける。 除雪作業車は全長１４メートル、幅３メートル、高さ４メートル、重さ３２トン。一方の先頭に雪をはね飛ばす回転羽根、反対側の先頭に雪をかき分けるラッセル装置があり、この日は、基地内の線路を回転羽根を動かしながら走った。ＪＲ西保有の２３台のうち、県内に１２台が配備される。 始業前に本線を走行して線路に異状がないか確かめる確認車、レール表面を滑らかに削って乗り心地の改善や騒音の低減を図る線路削正車も公開された。