トマ・ピケティ氏来日 午後６時半からシンポジウム中継：朝日新聞デジタル

富の不平等について論じた経済書「２１世紀の資本」が異例のベストセラーとなっているフランスの経済学者トマ・ピケティ氏が２９日朝、来日した。来月１日まで滞在し、シンポジウムに出席するほか、東京大学で特別講義をする。 ピケティ氏は成田空港の到着ロビーで、出迎えた出版関係者に笑顔を見せた。著書にサインをする場面もあった。 「２１世紀の資本」の日本語版は昨年１２月に刊行され、７００ページを超える経済書ながら１３万部のヒット。資本主義のもとでは一時的な例外を除き、経済的不平等が拡大していくことを統計データで示した。格差への社会的関心が高まるなか、注目を集めている。 シンポジウムは２９日午後６時半から、東京・有楽町の有楽町朝日ホールで（応募受け付け終了）。朝日新聞デジタルなどでライブ中継される。（上原佳久）

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