（透視図）日本の農業―棚田 人が結びつく風景：朝日新聞デジタル

春の訪れを感じながら、手帳の５月の日曜に丸印をつけた。京都府福知山市にある「毛原（けはら）の棚田」に田植えで通うようになって、もう２０年近くになる。 鬼伝説で知られる大江山のふもと。高齢化が進む集落が「担い手がいなくなる」との危機感で始めたのが、「棚田農業体験ツアー」だった。大学生時代に調査実習で訪ねて以来、地元の人たちの気さくさと、気持ちのいい棚田の景色のファンになった。 １９９０年代は、コメ市場の部分開放への対応策として、国が農業の基盤整備に大きなお金を使っていた時期だ。かつて非効率の象徴だった棚田は「美しい農村」の象徴としてスポットを浴び、毛原も農林水産省の「日本の棚田百選」に選ばれた。 それから十数年。担い手は減り… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限

[seishindo11]

（透視図）日本の農業―棚田　人が結びつく風景 - 朝日新聞デジタル

[SasakiTakahiro]

愛着ある土地に住み続けたい人と、そんな土地が好きになった人が結びつけば、日本の原風景のひとつとして棚田も残る。

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福知山市の「毛原（けはら）の棚田」