中国、大気汚染防止法を改正 ガソリン品質基準など規定：朝日新聞デジタル

中国全国人民代表大会（国会に相当）常務委員会は２９日、大気汚染防止法改正案を可決した。同法の改正は１５年ぶり。深刻な濃度の微小粒子状物質ＰＭ２・５の排出などを抑えるため、ガソリンの品質基準を定め、石炭の使用の効率化をはかる規定などが盛り込まれた。改正法は２０１６年１月１日に施行される。 習近平（シーチンピン）政権は、国内外に懸念が強まっている大気汚染の抜本的対策に本腰を入れる構えだ。中国の大気中のＰＭ２・５の原因として、これまでガソリンの品質の悪さや石炭、石油精製工場の排気が指摘されていた。改正法により石油精製企業や地方政府の責任、監督機能も厳格化される。全人代常務委幹部は「短期間でエネルギー政策を変えることは難しいが、使用方法や対応の見直しで改善をはかる」と強調した。（北京）

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おそ。

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中国、大気汚染防止法を改正　ガソリン品質基準など規定