温暖化対策、途上国へ資金表明続々 ＣＯＰ２１首脳会議：朝日新聞デジタル

３０日にパリで始まった国連気候変動会議（ＣＯＰ２１）で、約１５０カ国・地域による首脳会議が終わった。先進国の首脳は途上国の温暖化対策への資金支援の強化を相次いで表明。新興国と連携してエネルギー技術の開発を加速させる計画の発表もあった。温暖化対策の新たな国際枠組みの合意に向けて機運を盛り上げた。 安倍晋三首相は、途上国への資金支援を２０２０年までに官民あわせて現在の１・３倍にあたる年１兆３千億円（約１０６億ドル）に増額することを正式に表明した。オーストラリアのターンブル首相は計１０億ドル、カナダのトルドー首相は計２６億５千万ドルを今後５年間で支援すると表明した。 複数の国々が連携して支援する動きも出てきた。米国など１１カ国は、低開発国が温暖化による被害を軽減するための基金に計２億４８００万ドルの拠出を約束した。ドイツなど欧州４カ国は世界銀行とともに、新たに途上国の再生可能エネルギーや省エネな

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温暖化対策、途上国へ資金表明続々　ＣＯＰ２１首脳会議