伊豆諸島沖で漁船火災 乗組員２５人は救助：朝日新聞デジタル

２７日午前０時ごろ、東京都の伊豆諸島・御蔵島の南東３７キロ沖を航行中の漁船から「火災が起きた」と海上保安庁に通報があった。同庁が現場で消火活動を続けたが、午前１１時３３分に沈没したという。乗組員２５人全員は別の漁船に救助され、１人が足に軽いやけどを負った。 下田海上保安部（静岡県下田市）などによると、船はカツオの一本釣り漁船で、高知県黒潮町の明神水産所有の第１８３佐賀明神丸（１６８トン）。機関室付近の焼け方が激しかったという。乗組員は救命いかだに退避して午前４時ごろに別の漁船に救助され、同保安部の巡視船で静岡・下田港に運ばれた。 漁労長の森下靖さん（４２）は「発電用エンジンが大きな音を出し、機関室から真っ黒な煙が噴き出した。すぐ脱出を指示した。煙で息ができず死ぬかと思った」と話した。 明神水産側によると、船は１月… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こ

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（朝日）漁労長の森下靖さん（４２）は「発電用エンジンが大きな音を出し、機関室から真っ黒な煙が噴き出した。すぐ脱出を指示した。煙で息ができず死ぬかと思った」と話した。