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飛び地の村48年ぶり村長選 職員「もめ事は避けたい」:朝日新聞デジタル
三重県と奈良県に囲まれ、全国唯一の「飛び地の村」である和歌山県北山村で12日、村長選が告示された... 三重県と奈良県に囲まれ、全国唯一の「飛び地の村」である和歌山県北山村で12日、村長選が告示された。新顔2氏が立候補を届け出て、48年ぶりに選挙戦になった。過去、11回連続で無投票が続いたが、「村を変えたい」と移住者が立ち、「小さな村に争いは好ましくない」としてきた慣習が途切れた形だ。 村は紀伊山地の山あいにあり、熊野川の支流・北山川沿いに集落が点在する。有権者は412人。コンビニは一つで信号付き交差点はない。観光筏(いかだ)下りや果汁豊富な特産かんきつ類「ジャバラ」で知られ、人口減対策や観光・農林業振興などが争点になりそうだ。 「平成の大合併」でも三重県熊野市や和歌山県新宮市などとの合併を選ばず、単独村政を貫いた奥田貢氏(74)=4期目=が先月、体調を理由に勇退を発表。同じ日に、元村職員で村議を務めてきた山口賢二氏(66)が立候補の意思を表明した。「意欲はずっとあったが、今回、村長がひいた
2016/07/14 リンク