愛知）「思い出ありがとう」アジアゾウ・マーラお別れ会：朝日新聞デジタル

骨折が原因で歩けなくなり、リハビリ中の８月に５歳１１カ月で死んだ豊橋総合動植物公園（豊橋市）の雌のアジアゾウ「マーラ」のお別れ会が１７日、園内にある市自然史博物館で開かれた。市民ら約４００人が集まり、マーラとの別れを惜しんだ。 佐原光一市長が「マーラは６年前の９月１７日にここで生まれ、動物園で一番の人気者になりました。リハビリに取り組んできたプールで飼育員に見守られながら安らかに旅立ちました。マーラは生きる意味、希望と命の大切さを教えてくれました」と追悼の言葉を述べた。 また、飼育員を代表して間渕しのぶさん（２９）が涙ながらにメッセージを読み上げた。「甘えん坊で寂しがり屋で、ひとりぼっちになると大きな声で飼育員を呼んでいたのが思い出されます。応援や励ましのメッセージをいただき、多くの人に愛されているのを実感しました。短い間でしたがたくさんの思い出を残してくれました」 お別れ会では、近くの保