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沖縄奄美なぜ登録延期? IUCN「生物多様性は評価」:朝日新聞デジタル
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沖縄奄美なぜ登録延期? IUCN「生物多様性は評価」:朝日新聞デジタル
国内5例目の世界自然遺産を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島、沖縄両県)は... 国内5例目の世界自然遺産を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島、沖縄両県)は、今年の登録が厳しい状況になった。ユネスコ(国連教育科学文化機関)世界遺産委員会の諮問機関・国際自然保護連合(IUCN)が「登録延期」の勧告を出したためだ。なぜ、価値が認められなかったのか。 4日未明に開かれた環境省の記者会見。奥田直久・自然環境計画課長は「自信をもって推薦したが、どこにギャップがあったのか勧告を分析したい」と話した。 「奄美・沖縄」は九州南端から台湾の間の約1200キロに点在する琉球列島のうち、鹿児島県の奄美大島と徳之島、沖縄県の沖縄本島北部と西表島の4島が対象だ。 政府は、アジア大陸から切り離された後に取り残された生物が独自の進化を遂げた「生態系」、西表島だけにすむイリオモテヤマネコなど希少な生きものの宝庫としての「生物多様性」の2点で普遍的価値があるとして推薦したが、IUC