中国軍の観閲式、初の国産空母披露か 海自参加の公算も：朝日新聞デジタル

中国国防省の任国強報道官は２８日、創立７０周年を迎える海軍が４月２３日に山東省青島で海上観閲式を行うと発表した。「世界一流の海洋強国」を目標に掲げる習近平（シーチンピン）指導部にとって、重要なアピールの場になる。 中国軍関係者によると、観閲式には海外艦船も招待する方針で、日本政府にも海上自衛隊の参加を打診している。会見で海自の参加可能性を聞かれた任氏は「中日間の防衛協力は進んでいるが、具体的な項目については適切な時期に発表する」とだけ述べた。 観閲式では改修によってレーダー系統などを強化したとみられる空母「遼寧」のほか、年内の就役が見込まれる初の国産空母が披露される可能性もある。（北京＝冨名腰隆）