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佐倉の耕作放棄地でブドウ栽培 ふるさとで桜色のワイン造りの夢実現:朝日新聞デジタル
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佐倉の耕作放棄地でブドウ栽培 ふるさとで桜色のワイン造りの夢実現:朝日新聞デジタル
生まれ育った千葉県佐倉市の耕作放棄地でブドウを栽培し、ワインを造って乾杯しよう――。5年前の夢を実現... 生まれ育った千葉県佐倉市の耕作放棄地でブドウを栽培し、ワインを造って乾杯しよう――。5年前の夢を実現した山本布美江さん(49)の周りでは、行動力に魅せられた仲間が週末限定の農作業を楽しむ。「大好きな佐倉に人が集まる場所を」。次は託児所とドッグランを併設したワイナリーをめざし、保育士資格も取得した。 4月の大型連休の日曜日。四街道市のJR物井駅からバスで20分ほどのブドウ畑に男女約20人が集まった。草を刈ったり、芽かき作業をしたり、垣根に巻きついたツルを外したり。その後は畑の一角で間引いたブドウの新芽を揚げ、ほのかな酸味の天ぷらを味わった。 都内在住の鈴木しほみさん(48)は2019年3月、まだ何もない畑に30センチの穴を掘り、740本の苗木を植えてバケツリレーで水を運んだのを覚えている。 ワインスクールで知り合った山本さんは「将来、佐倉で桜色のスパークリングワインを造りたい」と自己紹介をし