asahi.com（朝日新聞社）：ラオックス、３年ぶり国内出店 中国企業の資金力で攻勢 - ビジネス・経済 （1/2ページ）

インタビューに答えるラオックスの羅怡文社長＝東京・秋葉原の本社、内藤写す 中国の家電量販大手「蘇寧（スーニン）電器」の資本支援を受けて経営再建中の家電量販店ラオックス（東京）は、２３日に東京・新宿、２８日に東京・お台場に出店する。新規出店は３年ぶり。「日本の巨大な市場は魅力的」（羅社長）といい、中国企業の資金力を背景に出店攻勢に転じる。 新宿では「ラオックス ウオッチ・ドット」を、２月に閉店した「さくらや ウオッチ・ドット」の跡地に出店する。売り場面積は約８１０平方メートルで、時計を中心にビデオカメラや外国人観光客向けの土産品も売る。 お台場では商業施設「ヴィーナスフォート」に出店する。面積は約７８０平方メートルで、携帯音楽プレーヤーなどデジタル家電を充実させ、洗濯機や冷蔵庫は置かない。 ライバル店より店舗面積が小さい分、商品を絞り込んだのが特徴で、この２店で年３０億円ほどの売上高

[octavarium]

中期経営計画では、国内で新たに面積約３３００平方メートル以上の大型２店出店する方針。１３年３月期の売上高目標は、１０年３月期予想の７倍の約７００億円。