asahi.com：妻夫木、初舞台 野田作品「キル」に主演 - 演劇 - 文化・芸能

妻夫木、初舞台 野田作品「キル」に主演 2007年12月03日15時28分 ジンギスカンの生涯に、ファッション業界の激烈な競争を重ねた野田秀樹作・演出・出演「キル」が１０年ぶりに上演される。野田以外は出演者を一新し、主人公テムジンは初舞台の妻夫木聡。「違う自分と出会えそう」と語る。 着る、ＫＩＬＬ（殺す）、切る……と題名にも様々な意味が込められた「キル」は、野田が劇団の解散、英国留学を経てＮＯＤＡ・ＭＡＰを作り、再スタートを切った作品だ。モンゴルの平原を舞台に重層的で壮大な物語が展開する。テムジン役は堤真一で９４年初演、９７年に再演され、野田の代表作の一つになっている。 野田は「違う演出をしたい再演と、元の世界を多くの人に見てほしい作品がある。『キル』は後者」と語る。 広大な青空を１枚の布で表現するなどの演出が鮮烈だった。「この作品から、舞台上の物に何かを付け加えたり、装飾したりしないで別

[yyamaguchi]

「野田は「違う演出をしたい再演と、元の世界を多くの人に見てほしい作品がある。『キル』は後者」と語る。」