asahi.com（朝日新聞社）：有島武郎と心中相手の書簡発見 ７月１日から札幌で公開 - 文化

波多野秋子（上）と有島武郎の手紙。有島の手紙は秋子にあてたものだが、封筒のあて名は秋子の夫の春房になっている有島武郎波多野秋子 作家有島武郎（１８７８〜１９２３）と心中相手の雑誌記者波多野秋子が、死の半年ほど前からやりとりした手紙など７通の書簡が見つかり、７月１日から札幌市の北海道立文学館で公開される。許されぬ関係に悩む２人の心情が赤裸々につづられ、心中に至るそれぞれの内面をたどる上で貴重な資料だ。 ２人は１９２３（大正１２）年６月９日未明、長野県軽井沢の別荘で心中。当時、４５歳の有島は妻に先立たれて独身、２９歳の秋子には夫がいた。見つかった書簡は、有島が秋子にあてた手紙と、秋子が有島にあてた手紙が３通ずつ。秋子が夫の春房にあてた遺書が１通。写真や電報などの資料とともに、同文学館が古物商から入手した。 秋子が有島にあてたペン書きの手紙２通は初公開で、死の前月ごろとみられる手紙では、秋

[musha-gumi]

「波多野夫妻の不名誉でスキャンダラスなイメージを薄める資料といえるのではないか」というコメントがよくわからない。