asahi.com（朝日新聞社）：米ＭＩＴ、戦前戦中の日本文化を学ぶ 資生堂の広告が教材 - 教育

大正〜昭和初期の資生堂の広告など約３００点が、米国のマサチューセッツ工科大（ＭＩＴ）の「日本文化入門」講座の教材として使われることになった。描かれた日本女性の姿を通じ、戦前戦中の日本の社会と文化を学ぶのが狙い。都会的で自立した女性が描かれた資料の数々は、外国人が持つ従来の日本女性のイメージを変えるものになりそうだ。 流行の髪形で、はかま姿の女学生が化粧水を抱えている広告、スキーやサイクリングをするいきいきとした女性が表紙の機関誌……。１９２０年代〜４３年の資料は、来春から、ＭＩＴの宮川繁教授（言語学）による「日本文化入門」の授業に使われる。「モダン美を概念とするマーケティングに焦点をあてる」という。 授業開始に先立ち、資料と英語の論文が、ＭＩＴの近代日本の歴史・文化を伝えるサイト（http://visualizingcultures.mit.edu）に掲載され、誰でも見られるようになっ

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