asahi.com（朝日新聞社）：メキシコ国境の農場に７２遺体 麻薬組織が移民射殺か - 国際

【ロサンゼルス＝堀内隆】メキシコ北部タマウリパス州の農場で、７２人の遺体が見つかった。メキシコ政府当局が２５日発表した。米国を目指す不法移民が国境地帯を仕切る麻薬組織に射殺されたとみられている。 麻薬組織間の抗争や組織と治安部隊の衝突が続くメキシコでは２００６年以降で２万２千人近い死者が出ているが、ＡＰ通信によると、７２人は一度に見つかった死者数としては過去最悪。 現場は米国との国境から南に約１６０キロの町。政府の発表によると、殺害をまぬがれた中米エクアドル出身の移民が２４日、近くの軍検問所に助けを求め、農場に向かった海兵隊員が遺体を見つけた。犠牲者は男性が５８人、女性が１４人。ホンジュラスやエルサルバドルなど、中南米各地から米国を目指していた不法移民とみられている。この移民は政府当局の調べに対し、麻薬組織を名乗る武装集団に拉致され、農場に連れて行かれたと語ったという。 殺害の動機は

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南米ではよくあること