asahi.com（朝日新聞社）：北朝鮮、後継は正恩氏誇示 権力移行の速さに日米韓警戒 - 国際

【ソウル＝牧野愛博】北朝鮮の朝鮮労働党創建６５周年記念日の１０日、金正日（キム・ジョンイル）総書記は後継者とされる三男の正恩（ジョンウン）氏とともに史上最大規模とされる軍事パレードを観閲し、北朝鮮が権力移行期に入ったことを国内外に明確に印象づけた。日米韓は、予想以上の速さで権力の移行が進んでいると判断。推移によっては情勢が不安定化する可能性もあるとみて警戒を強めている。 先月末に朝鮮人民軍大将の称号を与えられ、党中央軍事委員会副委員長に就任した正恩氏はこの日、金総書記や軍幹部らとひな壇に立ち、兵士らに敬礼したり、拍手を送ったりした。 パレードでは朝鮮人民軍などがミサイルや戦車などと共に行進し、新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」（射程３千キロ以上）とみられる兵器も登場。パレードを指揮した李英鎬（リ・ヨンホ）軍総参謀長は「米帝国主義者らが自主権と尊厳を少しでも侵害するなら、自衛的核抑止力

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"日米韓３カ国は...予想以上に早い時期に...権力の移行が進んでいるとの認識...。金総書記の健康に不安があることや、昨年秋に実施したデノミネーション...の失敗で、国内情勢が不安定化したことなどが原因とみられる。"