asahi.com（朝日新聞社）：ＣＯ２削減、「排出量取引、過信は禁物」英政府委員会 - 国際

【ロンドン＝有田哲文】二酸化炭素（ＣＯ２）を減らすのに、排出量取引に期待しすぎてはいけない――。英国政府の気候変動委員会が、そんな報告書を公表した。欧州の排出量取引市場でＣＯ２排出量の価格が急落しており、うまく機能しなくなっているとの見方だ。 排出量取引は、最初に配分された枠を超えてＣＯ２を排出する企業が、枠内に収めた企業から余った枠を買う仕組み。排出量を減らせれば枠を売ってもうけることができるので、ＣＯ２削減に向けた設備投資を促すといった効果があるとされてきた。しかし、欧州市場では、０８年７月の１トンあたり約３０ユーロを頂点に価格が下落、１５日時点では１４ユーロ前後と低迷を続けている。 気候変動委員会の報告書は「劇的な価格下落は、危険な状況をもたらしている。このままでは価格が低すぎて設備投資を促せない」と指摘。さらに、「エネルギー市場と排出量取引の組み合わせは（ＣＯ２削減のための）最

[youzinnbou25]

民主党が一生懸命モデルケースにしてる英国では、排出量取引は効果がないって言ってますぜ。