asahi.com（朝日新聞社）：中国の台湾窓口トップが初訪台 「歴史上の重要な一歩」 - 国際

中国の台湾窓口トップが初訪台 「歴史上の重要な一歩」2008年11月3日21時44分印刷ソーシャルブックマーク 【台北＝奥寺淳、野嶋剛】中国の対台湾窓口、海峡両岸関係協会（海協会）の陳雲林会長が３日、初めて台湾を訪問した。１９４９年の中台分断以来、中国側の代表としては最高位の訪台。陳会長は到着後、「歴史上の重要な一歩だ」と訪問の意義を強調した。 陳会長は４日、台湾側の対中窓口、海峡交流基金会（海基会）の江丙坤理事長と会談し、三通（直接の通信・通商・通航）の実現など中台の経済交流拡大をうたう合意文書に署名する。馬英九（マー・インチウ）総統とも会談する予定で、台湾側は警官ら７千人の警備態勢を敷く「国賓級」でもてなす。 陳会長は３日午前、馬政権発足後に始まった北京からの直行チャーター便で台北国際空港に到着。中国中央テレビも到着の様子を生中継した。陳会長は滞在先のホテルで出迎えた江理事長と抱き合い